第3回 JAPDTカンファレンス 講演概要

何をして欲しい?シェーピング、合図、強化子としての合図の使い方(ワークショップ)

講師

キャロリン・クラーク

日時・会場

8月29日(金) 13:00~17:20 第2会場

※ワークショップに参加するには別途参加費と事前登録が必要です。ただしカンファレンス受講者は自由に見学が可能です。

講演概要

世界中のコーチ、先生、アスリート、そして動物はクリッカーの助けをかりてシェーピングされながら新しい行動を学習していく。ルアーを使ったり、キャプチャリング(行動を捕らえる)をしても行動を教えることは可能だが、行動がシェーピングされるとき動物が学習するスピードには驚くべきものがある。シェーピングとは近似法による教え方である。ゴールに向かって行動を細分化し、報酬を出していく。シェーピングを行うことで、トレーニング過程において犬は考え、問題解決をし、積極的に参加するようになる。シェーピングはトレーナーにとっても同様の利益をもたらす。トレーナーも学習過程において、問題解決の方法を学び、創造性に富むトレーニングを考えるようになる。クリッカーは望ましい行動を示すために使われる。犬はクリッカーの音を聞くと、その後に報酬がもらえることを学習する。報酬が与えられた行動は繰り返される。
このワークショップでは、クリッカーを使って行動のシェーピングを体験する。細分化した行動をさせ続けることによって、ゴールとなる行動に少しずつ近づいていく。
合図と合図をつけることを学ぶ。シェーピングによって出来上がった行動に合図をつける。一次性強化子としての合図の使い方、行動の連鎖を構築するための合図の使い方、そしてフラストレーションの回避と楽しんでシェーピングを行うことを学ぶ。