ショートセッション(1)
五之治薫
今は「5年一昔」と言われるほど何事も時間が早く過ぎる世の中なので、5~6年前のイギリスでの経験について話すのもどうかと思いますが、今のインストラクターとして或いは一飼主としての基本はやはりイギリスでの経験がベースとなっていることには変りはないので、その辺りを今の仕事の話と共に紹介したいと思います。
まずは、英国内のトップクラスのトレーナーの元でホームスティということで居候先を探すことから始めました。経済面の理由もありましたが、単にプロのクラスやワークショップに参加するだけではなく、そのプロが日々犬たちとどう接しているのかを見てみたかったので、ホームスティは必須条件でした。
その辺りの経験談や感じたこと、そして今現在浜松市でのインストラクターとしての仕事で感じている事や悩んでいる事などを楽しくお話したいと思います。
佐藤真奈美
愛犬のさまざまな問題行動を解決するために、愛犬の精神面からアプローチをかけていく手法がペットカウンセリングです。 問題行動の原因を明らかにすることにより、飼い主さんへ問題解決のための気付きを与え、愛犬と飼い主さんのコミュニケーションを深めることができます。 また、イギリス人医師であるエドワード・バッチ博士により開発されたバッチフラワーレメディ(自然花療法)は、人間のみならず動物の心や感情のバランスを取り戻すための自然なシステムです。 セミナーでは、ペットカウンセリングとバッチフラワーレメディを組み合わせることにより、どのように愛犬の問題行動が解決されていったかを事例を取り入れながらご紹介します。
8月28日(木) 13:00~14:50 第3会場
トレーニング方法、しつけ方法に関する書籍や情報はたくさんあり、しつけを懸命に取り組む飼い主さんも増えていますが、「マナー」に関する情報はまだまだ少ないと感じます。
「犬」という生態の知識不足、それから「人」と混同して扱っているためにマナーの問題やトラブルの元となることも多いのではないでしょうか。
しつけの方法は犬の習性を利用したものもあります。犬が本来どんな動物なのかを知れば
「問題行動」といわれるものを未然に防ぐ対策がわかることもあります。
それと、人と犬が楽しく生活を送るために、「人に迷惑をかけない犬」に育てる大切さを伝えることができればと考えます。
「犬」という生態の行動や習性を知り犬の気持ちを理解する。そして周りに迷惑をかけないよう、相手はどう思うか「人の気持ちを知ろうとする」気持ちが愛犬家には必要ではないでしょうか。
水野和子
地域性に関係なく、犬の飼い主さんにとって切っても切り離せないのが動物病院です。地域性に関係があるのは犬のしつけを教えてくれる場所です。
しつけへの関心度や必要性を感じているかという点でも認識の差はありますが、しつけの必要性は犬を飼っている以上、住んでいる地域に関係はありません。
地域性に関係ない共通項である病院にしつけを教えてもらう場所としてのあらたな面を追加できるのです。病院としてはしつけ教室を取り込むことで飼い主さんに提供できる価値が増えます。実際には出張トレーニングを行うトレーナーに任せることで、充実した内容を提供できることになります。飼い主さんにとっては、病院に行く回数が増えることで、病気の早期発見にも繋がります。犬にとっては、嫌な病院が楽しい所に変わります。
そして、一番の良いところは、仔犬から一貫したしつけが行えるという点です。
これは決して新しい方法ではありません。首都圏にいる多くのトレーナーや病院で行われていることですが、東京を中心として離れれば離れるほど、行われている場所が少ないのです。
あくまで方法の1つではありますが、地域格差をなくし、しつけを当たり前のことだとすることが、日本の犬を取り巻く社会をよりよい環境にしていくことに繋がるのではと思っています。
山下國廣
日本犬は敏感で自立性の高い個体が多いため,「リーダーになる方法」と称する強引な身体拘束や強制訓練によって深刻な攻撃性を引き出してしまう例が跡を絶ちません。一方,単純な報酬(食べ物・玩具)だけで行動をコントロールすることも困難です。しかし,それぞれの個性を尊重して,感受性の高さ,高度な判断能力,動と静の切り替えなどを生かしたトレーニングをすれば,家庭
犬としても作業犬としても特有の魅力を発揮するものです。