第3回 JAPDTカンファレンス 講演概要

ペットドッグトレーニング教室の現状 -そのときインストラクターは?(デモ)

講師

金子真弓

日時・会場

8月28日(木) 15:30〜17:20 第2会場

講演概要

「陽性強化を使ったトレーニング方法です・・・」しつけ教室の宣伝には決まり文句のごとく使われている「陽性強化」という言葉。それを使って誰でも明日からインストラクターを名乗ることができる時代、他との違いを出すために何が必要とされているのであろう。

今は“人と犬との主従関係”や“リーダー論”が消え、それでも信頼関係という言葉だけは残り、「良い関係を構築させましょう」とインストラクターは躍起になって指導をしている。犬は人との間に主従関係を築かないとわかった今だからこそ、行動学や学習理論をきちんと理解し指導することが必要とされているのである。
しかし一方でルアー、シェーピング、Tタッチ、物理的抑制など、様々なトレーニング方法が存在し、理論だけでは整理がつかない場合もある。どのようにブレンドし、教室指導を行っていくか。カリキュラムのサンプルをデモンストレーションと共に紹介する。

またどんなに技術や知識を習得しても、もっとも難しいのが多種多様な飼い主とその生活環境を把握しながら進める指導である。17年間グループレッスンやプライベートで指導をしてきた中での様々な飼い主指導例を紹介する。
インストラクター養成専門学校も増えている現状で、実際に金子が8年間行っている専門学校での指導内容も紹介する。学習理論とトレーニング技術の他に、人前で話す技術、プレゼンの作り方、相手の話に対する喝采方法など、先生と呼ばれるインストラクターには必要な技術はたくさんあるのだ。
目に見えない技術や知識を売るインストラクターに必要なカリスマ性を考えてみる。