行動治療のABC
「A) 基礎は重要!CPDTを受験して・・・」
「B) 問題行動治療の重要ポイント」
「C) 飼い主への攻撃行動(RGU-VTH行動治療科症例より)」
犬の問題行動治療に必要な知識は何だろう?動物行動学、動物福祉学、学習理論、獣医学、飼い主さんとのコミュニケーション技術、犬のハンドリング技術、犬具の数々と利用法。これらはCPDTの試験内容でもある。一コマ目ではこれらをテスト形式で確認し、概説したい。自分に足りないものは何かを各自で確認してほしい。二コマ目は治療プログラムを考える時のポイントをまとめたい。行動治療で重要なのは、犬と飼い主を正しく理解し、できるだけ簡単で迅速な改善のための治療プログラムを立てることだ。インフォームドコンセントはどうすべきか?三コマ目は具体例をあげて、問題行動治療の実際を論じたい。酪農学園大学付属動物病院行動治療科で最も多い訴えは、犬の飼い主に対する攻撃行動である。カルテから、飼い主に対する攻撃行動を示した症例を集め、治療プログラムと予後、さらには分析から示された予防法や攻撃を悪化させない接し方について概説したい。