世界中には現在350種以上の犬種が登録されており、作出目的によってガンドッググループやハーディンググループなどに分かれますが、コンパニオンドッグ以外の全ての犬種は何らかの作業をするために作出されました。しかし、現在日本の犬達は残念ながら作出目的に合った仕事をしていることは殆どありません。その多くはペットとして家庭で飼われ、幸せな暮らしを送っている一方で、本能的欲求を満たすことができずにストレスを溜め、問題行動へと発展してしまうことも少なくないのではないかと思います。そのような犬達には何らかの作業を与えることで問題行動を解消する方法のひとつとして考えることが可能なのではないでしょうか。しかし、本来の犬種特有の作業をさせる事のできる環境を持っている飼い主は希ですので、それに変わるドッグスポーツを犬達にさせることで犬の本能的欲求を満足させることができ、最終的には問題行動の解消を図る方法のひとつとして確立できますように皆さんと検証していきたいと思います。