講演概要

 

いいイヌがわるいイヌになるとき-イヌの攻撃性への対処

パメラ・リード

14:00~17:00 <100周年記念ホール>

 攻撃的なイヌを飼ったことがあるだろうか。もしあるなら、それがもたらすフラストレーション、絶望感、さらには汚名をも理解できるだろう。行動修正によく応答するイヌもいれば、そうでないイヌもいる。なぜだろうか。一つに「攻撃性」というレッテルが間違っているからである。攻撃性とは、複雑な多面的行動群を指す。イヌが攻撃的になるのには多くの理由があり、時としてこうした行動は異常あるいは病的と分類されるが、別の形態ではこうした行動は社会的に適応性のあるものであり、イヌにとっては全く適切なものかもしれない。従って、攻撃的行動を修正しようという試みが首尾一貫しない結果をもたらしうることは驚くに値しない。本セミナーから単純な説明や簡単な答え、保証された結果を期待しないでほしい。そのようなものなどない―イヌの攻撃性に対する理解が深まるほど、その複雑さを知ることになるのである。イヌの攻撃性に影響する要素についてもっとよく知ろう。さまざまな事例や多くの修正方法を紹介するが、そのなかには実行が容易なのとそうでないもの、ハッピーエンドが待っているものとそうでないものがある。それがイヌの攻撃性の現実なのである。

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