パメラ・リード
14:00~17:00 <100周年記念ホール>
イヌを訓練するなら、脱感作と拮抗条件付け(desensitization and counter conditioning; DSCC)を行う必要がある。DSCCは、イヌのほとんどの問題行動(軽度~重度)を修正するのに用いられる基礎技術である。DSCCでは、ある刺激を低レベルで繰り返し提示してイヌの興奮度を最小限に保つことで馴化させ、刺激に対するイヌの応答を変化させる。同時に刺激は、不適切な応答と動機的あるいは身体的に両立しない応答を喚起する結果と組み合わせられる。元々の問題応答は新たな異なる関連付けにより「拮抗」される。今回はこの手法の効果を説明し、恐怖や攻撃性などさまざまな問題行動への応用を実演するほか、この手法の利点と限界を紹介する。