第5回 JAPDTカンファレンス 講演概要

鳥猟犬から家庭犬へのリトレーニング

講師

太田智美

日時・会場

9月12日(日) 11:00~11:50 第2会場

講演概要

千葉県の市川市日本で初めて鳥猟犬(イングリッシュセター・ポインターなど)をメインにレスキュー活動をしている保護団体(コンパニオンアニマルクラブ市川・代表 金子 理恵)があります。猟犬は「狩の道具」として扱われ一部の心無い飼い主による猟犬の放棄が後を絶たず動物愛護センターに常に猟犬が保護されています。 鳥猟犬は本来穏やかな性格で甘えん坊、明るく家庭犬向けとしても最高のパートナーとなる魅力溢れる素晴らしい犬達です。 実猟やトライアルなどで鳥を追いかけるお仕事をしてきた犬達が、突然無職状態となるストレスは見ていてとても辛いものがあります。捨てられた猟犬達が一頭でも早く幸せな里親さんの元へ行けるよう、日々ボランティア達は頑張っています! 保護施設の活動内容、そこで求められるトレーナーの役割、鳥に対する本能の強い猟犬のリトレーニングの難しさなど私自身がレスキューした犬の体験を交えてお話しさせていただきます。